~土地の美しさ・水の清らかさ・人の心の優しさ~
テーマ
古賀の歴史を辿りながら、自然豊かな古賀の地で「愛」「おもいやり」時代は変わっていけども
守るべきもの、引きついでいかなくてはならないもの、
「古賀よ、いつまでも 平安あれ」
概要
古賀市内の鹿部山で1113年に埋めたとみられる経筒が発見され、現在文化財として大切に保存されています。12世紀の初頭の日本は、仏法が正しく行われない「末法」の時代と考えられていて、弥勒菩薩が降臨して人々をお救い下さるときのために、経文を書き写して、経筒に納め、土中に埋めることが、全国各地で行われていたのです。
今回は、経塚を軸に 架空の設定の中、母と子の思いやり 愛情を織り交ぜ、古賀の歴史をたどりながら
古賀の町が もっと身近に感じられる作品にしたいと思います。
公演内容は、鹿部山で発掘された、経筒・経塚がもしも、「薬王寺」発見されたらというフィクションの物語で
進めていきます。
戦国時代の争いの中、守るべきものを見失った「舞姫」が経塚の精霊に導かれ現代へタイムスリップしてきます。その街に住む主人公の「まい」の心も、寂しさに囚われていました。そんな二人は、初めて会ったばかりなのに、不思議にひかれあいます。二人は、「古賀の時代」をタイムトラベルしながら、自分自身に問うていきます。
「何が正しくて、何がまちがっているのか?」 果たして、自分達が守るべきものは何なのか・・・・?
設定
※ 薬王寺伝説・・・
平安時代、男の子2人(薬王・鬼王)の兄弟がいた母親が重い病に倒れたが、夢の中で、薬師如来に教わった
薬の泉の水を浴びるとたちまち病気は快癒した。兄弟は感謝して、お寺を作り、永く薬師如来をまつった。
※ 戦国時代・・・
古賀藩のお家騒動の中、「舞姫」は、タイムスリッフします。
※ 戦時中・・・
福岡大空襲、古賀にも空襲が・・・・・ 一生懸命「経塚」を守る 母を見て、二人の兄弟は、
「命より、経塚が大切なの・・」と詰め寄ります・・・・
※ 現代・・・
主人公の「まい」がいる時代、「まい」自身、友達関係になやんでいます・・・・
ストーリー
1場
団員、よさこい隊元気組・桜組、玄海太鼓さん一緒に「よさこい」の踊りでオープニング
そのまま、劇中に入っていきます。・・・・「まい」と友達関係が浮き彫りに・・・・
2場・3場
古賀の歴史の紹介をある親子を通して、スクリーンで紹介します。
古賀の歴史紹介が終わると、本当の歴史の他に「こんな不思議な歴史物語りが・・・あるのかも」
とガイドが物語りの中に導きます・・・・
4場~8場
・戦国時代
ユカリクラシックバレエによる炎のダンスがはいり戦国時大をイメージします。
「舞姫」を探す、乳母が出てきて、「舞姫」を見つけますが・・・・「舞姫」は
精霊に導かれ、タイムスリップをします。
現代にタイムスリップした「舞姫」は「まい」と出会い、お互いに惹かれあいます。
「舞姫」を過去に戻すべく「筵内のばばあ」にあいに行きます。
それから、タイムトラベルを・・・・
9場
・戦時中へ
親子三人が空襲警報が鳴り響く中、「経塚」を守る母親、
二人の子ども達は、それが不思議、「そんなに経塚が大事なの・・・」
「戦争なんてなければいいのに・・・」
10場
・戦国時代
幼き「舞姫」と母が「経塚」の事をはなしています。
11場
・平安時代 「薬王寺の伝説」
「薬王」「経王」の二人兄弟、「じいとばあ」、病気の母親のため、薬師に陽徠